演題抄録

シンポジウム

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

がんプロフェッショナル養成基盤推進プランに期待すること

演題番号 : S1-1

[筆頭演者]
村田 善則:1 

1:文部科学省 高等教育局 医学教育課

 

がんは、昭和56年以降わが国の死因第1位の疾患となっている。この現状にかんがみ、平成18年6月には「がん対策基本法」が成立し、また平成19年6月には同法に基づき「がん対策推進基本計画」が策定された。これを踏まえ文部科学省では、がん医療の担い手となる高度な知識・技術を持つがん専門の医療スタッフ(医師、看護師、薬剤師及び診療放射線技師等)といった、がんに特化した医療人の養成を行う大学の取組を支援することを目的とした「がんプロフェッショナル養成プラン」事業を平成19年度から平成23年度までの5年間にわたり、支援してきた。この事業を各大学において、今後も継続するとともに、平成24年度より複数の大学がそれぞれの個性や特色、得意分野を活かしながら相互に連携・補完して教育を活性化している。また、がん専門医療人養成のための拠点を構築する国公私立大学の取組に対して支援を行う「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」を実施し、15拠点・100大学が参画している。本プランの実施により、5年間の成果の上に、さらにがんに関する幅広い知識や高度な技術を有する多くの専門医等の育成や均てん化が図られ、がん治癒率、がん患者のQOL等の向上が期待される。文部科学省としては引き続き、医学教育を取り巻く問題に対して、各教育機関や関連省庁と連携しながら医学教育の充実に努めていきたいと考えている。

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