演題抄録

パネルディスカッション

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

がん教育の実績と効果

演題番号 : PD2-1

[筆頭演者]
中川 恵一:1 

1:東京大学医学部附属病院 放射線科

 

全国の中学2年生を対象とし、授業の前半では独自に開発した動画を視聴し、後半では心のケアも行いながら、学童一人ひとりが考えを発表する形式とした。授業前後に実施したアンケート結果の分析から、以下の4つのカテゴリーが得られた。【正しい理解の促進】では、「怖い病気(75.9%)」から「早期に発見すれば治る病気(95.1%)、予防ができる病気(85.8%)」に意識の変容が認められた。つぎに、【自分ごと化の促進】では、「がんについてよくわからない」から「がんについて考えていこうと思う(95.1%)、がん予防に大切な生活や生活習慣を実行したい(97.4%)」への変容が認められた。つぎに【家族で話題にするきっかけを提供】では、「がんについて家族で話をしたことがなかった(62.3%)」から「家族とがんの予防・予防法やがん検診・早期発見について話す(84.0%)」への変容が認められた。【がん検診の重要性を習得】では、「家族が定期的にがん検診を受けているかどうかを知らない(75.1%)」から「家族にがん検診の受診を勧める(88.5%)」への変容が認められた。発表では、集計中の6ヶ月後の学習効果も含めて報告する。

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