演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

シスプラチンの先発品と後発品における腎障害発現に関する比較検討

演題番号 : P98-10

[筆頭演者]
辻井 聡容:1 
[共同演者]
大垣 孝文:1、木瀬 大輔:1、中永 かおり:1、橋本 良子:1、坪野 充彦:2、多田 章二:1

1:公立豊岡病薬剤部、2:公立豊岡病外科

 

【目的】公立豊岡病院(以下、当院)では、後発医薬品の使用促進として先発CDDPを、後発CDDPに切り替えたが、重篤な腎障害を2例経験したため、2012年11月再度採用薬を先発CDDPに変更した。CDDP変更前後の腎障害発現状況について調査し、先発品と後発品における安全性について検討した。【方法】当院において60mg/m2以上のCDDPを含むレジメンを施行した患者を対象とし、2012年5月~2013年4月の期間に後発品と先発品CDDPの両剤を投与した22例で1コース中のCDDP投与前後の血清クレアチニン値(以下,SCr)と血中尿素窒素(以下、BUN)の変動についてレトロスペクティブに検討した。【結果】CDDP投与前後におけるSCrの平均増加率は先発CDDP群9.8%、後発品CDDP群41.1%、BUNについては先発CDDP群43.7%、後発品CDDP群101.6%であり、後発CDDP群で有意に増悪していた(P=0.006,P=0.009)。【考察】後発CDDPにおいて腎障害の発現頻度が高いことが示唆された。その詳細について更なる検討を行う。

キーワード

臓器別:その他

手法別:化学療法

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