演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

高リスク前立腺癌に対する小線源・外照射・ホルモン3者併用療法における線量評価

演題番号 : P97-12

[筆頭演者]
黒岩 信子:1 
[共同演者]
萬 篤憲:1、戸矢 和仁:1、田中 智樹:1、高橋 茜:1、吉田 佳代:1、斎藤 史朗:2、西山 徹:2、矢木 康人:2

1:独立行政法人国立病院機構東京医療センター 放射線科、2:独立行政法人国立病院機構東京医療センター 泌尿器科

 

目的:小線源, 外照射,内分泌併用療法の臨床研究に登録した患者の放射線線量評価. 対象:当院でTRIP研究に登録した25名.処方線量は小線源(I-125)110Gy, 外照射45Gy/25回(6ー10MV, IMRT)とした. 小線源は前立腺を標的とした線量評価を行い, 外照射のCTVは前立腺と精嚢基部, PTVmarginは9mm(直腸側6mm)とした. 線量報告事項は, 小線源治療術後1ヶ月のV100, V150, UV150, UD10, UD30, RV100, RD2cc, BED, 外照射の平均PTV線量, D2, D50, D95, D98, RV30, RD50, BEDである. 結果:各線量評価平均値は, 小線源治療でV100 97.1%, V150 56.8%, UV150 0.1%, UD10 160.4Gy,UD30 147.3Gy, RV100 0.3%, RD2cc 68.6Gy, BED 136.1Gy, 外照射で平均PTV線量 45.0Gy, D2 47.3Gy, D50 45.1Gy, D95 42.1Gy, D98 40.9Gy, RV30 29.7%, RD50 20.7Gy, BED 85.5Gyで, 小線源治療と外照射の合計BEDは221.6Gyだった. 結語:小線源治療のD90は平均130.2Gyで, 52%の患者が130Gyを越えた. 外照射のD95は平均42.1Gyで, 32%の患者が42.8Gy未満だった. 合計BEDは221.6Gyで,目標値200-240Gyを達成した. 以上より, 小線源の術後評価を加味した外照射が行われており安全性は担保されていると考えられた.

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:放射線治療

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