演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

山形大学における系統的前立腺16ヵ所生検の検討

演題番号 : P96-5

[筆頭演者]
八木 真由:1 
[共同演者]
牛島 正毅:1、福原 宏樹:1、菅野 秀典:1、内藤 整:1、西田 隼人:1、柴崎 智宏:1、石井 達矢:1、川添 久:1、一柳 統:1、加藤 智幸:1、長岡 明:1、冨田 善彦:1

1:山形大

 

【目的】前立腺生検の至適本数はまだ確立されたものがないが、近年多数ヵ所生検が普及し、診断率が向上している。我々は以前、2003年から2009年に当院で施行した経直腸的前立腺16ヵ所生検の有用性を報告したが、今回はさらに症例を追加し、再評価するとともにその有用性を検討した。【方法】2003年11月から2012年12月までに当院で系統的前立腺16ヵ所生検を施行した610例において、6ヵ所生検、10ヵ所生検、12ヵ所生検を行った場合を仮定し、それぞれの癌検出率を比較した。【結果】全体の癌検出率は610例中259例(40.8%)であり、gray zoneに限ると251例中80例(31.9%)であった。6ヵ所生検、10ヵ所生検、12ヵ所生検を行ったと仮定すると、癌検出率はそれぞれ32.8%、39.2%、40.7%であった。16ヵ所生検は6ヵ所生検に比し、有意に癌検出率が増加した(陽性増加率19.4%)。TZのみに癌を検出したTZ癌はPZ癌に比し有意に若年であり、また、悪性度はfar lateral癌(13例)で有意に高い結果であった。合併症は、血尿、急性前立腺炎、尿閉、直腸出血などの15例(2%)に見られた。【考察】当院で施行している系統的16ヵ所生検の癌検出率は諸家の報告と同等かそれ以上の癌検出率であり、有用であると考えられた。

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:診断

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