演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

腎集合管癌対するエベロリムスの治療経験

演題番号 : P95-10

[筆頭演者]
星 宣次:1 
[共同演者]
沼畑 健司:1、笹川 五十次:2、佐々木 光晴:1、大久保 鉄平:1、星 清継:2、八木 真由:1、林 夏穂:1、武藤 明紀:1、菅野 理:1、Vladimir Bilim:3

1:山形県立中央病院 泌尿器科、2:山形徳洲会病院 泌尿器科、3:新潟大学 泌尿器科

 

腎の集合管癌はあらゆる抗がん剤に抵抗性を示す、難治性癌である。mTOR阻害剤でありエベロリムスにて治療を行った症例を報告する。症例は67歳男性。2011年6月血尿を主訴に受診、CT検査にて腎集合管癌、腎門部リンパ節転移と診断。10/26左腎摘出術施行。病理診断はpT3, ly1, v1, INFb, pN2。2011/12/1よりadjuvant GC (G:1200mg , C:300mg)を開始し、4コース実施。2012/3/30 CTにおいて多発性肺転移と、骨シンチで右骨盤に転移疑い。4/17より入院にてGDC (G:1200mg , D:80mg , C:300mg)を施行。6/20CTにて腹膜播種、多発肺転移の増悪、肝S7転移を確認。2012/7/6よりエベロリムス10mgで投与開始。エベロリムスの副作用と考えられる高血糖により2012/12/3~2013/2/4エベロリムスを休薬。2013/2/4より血糖値の改善によりエベロリムス半量の5mgにて投与再開、現在に至る。腎集合管癌への分子標的薬投与の報告例は少なく、エベロリムス投与の報告も非常に少ない。今回我々の症例は、エベロリムス投与開始から8か月が経過しており、現在はアキシチニブで治療中である。

キーワード

臓器別:腎・尿路・膀胱

手法別:分子標的治療

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