演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

浸潤性膀胱癌に対するGemcitabine同時併用放射線療法の検討

演題番号 : P95-4

[筆頭演者]
村岡 研太郎:1 
[共同演者]
水野 伸彦:1、岸田 健:1、三浦 猛:2、塩見 美帆:3、溝口 信貴:3、野中 哲生:3、中山 優子:3

1:神奈川県立がんセ 泌尿器科、2:神奈川県予防医学協会、3:神奈川県立がんセンター放射線腫瘍科

 

目的 浸潤性膀胱癌に対するGemcitabine同時併用化学療法の抗腫瘍効果、安全性の評価を行うこと。対象 2010年6月から2013年3月の期間で、cT2、3N0M0膀胱癌と診断された症例のうち、年齢、合併症から膀胱全摘が困難と判断された症例または、本人が膀胱全摘を希望されなかった13症例である。方法 Gemcitabine 100mg/m2を週に1回、6週にわたり外来で投与し、放射線治療は1回2Gyを週5回で6週にわたり計60Gyの照射を行った。Primary endpointは治療終了3カ月後の経尿道的膀胱切除における病理学的効果判定とした。結果 症例は13例(男性11例、女性2例)、年齢の中央値は72歳(50~80歳)、観察期間の中央値は15ヵ月(4-34ヵ月)、T stageはcT2が6例、cT3が7例だった。2例で骨髄抑制を認めたため、完遂率は84.6%となった。有害事象はGrade3の骨髄抑制を2例、Grade2の肝機能障害を1例、Grade2の膀胱萎縮を1例に認めた。病理学的評価ではCRが9例、PRが1例、SDが1例であった。癌死は3例に認めた。CRを得た1例が24カ月後に骨盤内リンパ節転移を認めその後癌死した。結語 Gemcitabine同時併用放射線治療は安全に施行でき、局所制御は良好であった。今後長期経過の評価が必要である。

キーワード

臓器別:腎・尿路・膀胱

手法別:放射線治療

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