演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

内膜症性嚢胞に対しジェノゲストを投与中に明細胞癌を発症した1例

演題番号 : P92-8

[筆頭演者]
西岡 和弘:1 
[共同演者]
野口 武俊:1、梶原 宏貴:1、堀江 清繁:1

1:大和高田市立病院

 

両側卵巣子宮内膜症性嚢胞にて腹腔鏡下両側卵巣腫瘍摘出術を施行した。術後にGnRHアゴニストを6ヶ月間投与し以後再発せず3ヶ月ごとの経過観察となった。5年後に再発したためGnRHアゴニスト4ヶ月間投与後引き続きジェノゲスト6ヶ月間投与し消失したため3ヶ月ごとに経過観察していた。4年後に再々発したため、GnRHアゴニスト4ヶ月間投与後にジェノゲストを投与中に両側内膜症性嚢胞は一旦は消失するも、3ヶ月間で左卵巣腫瘍が2.2cmから5.3cmへ腫大した。また超音波検査では卵巣に一部充実性部分を認めた。骨盤造影MRIを施行したところ嚢胞内腔に乳頭状に突出する壁在結節を認め、造影にて皮膜とともに濃染を認め腹式左付属器切除術を施行した。病理組織学検査はclear cell carcinomaであり、腹水細胞診は陽性であった。このため後日単純子宮全摘術、右付属器切除術、骨盤内リンパ節郭清術、傍大動脈リンパ節郭清術、大網切除術を施行した。病理組織検査はリンパ節を含みすべて悪性所見を認めず、手術進行期TNM分類はpT1cN0M0であった。現在術後化学療法としてTC3コース目であり再発徴候を認めていない。

キーワード

臓器別:卵巣

手法別:病理

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