演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

高齢子宮体癌症例に対する治療の検討

演題番号 : P91-14

[筆頭演者]
松浦 基樹:1 
[共同演者]
田渕 雄大:1、玉手 雅人:3、高田 さくら:1、田中 綾一:3、岩崎 雅宏:3、鈴木 孝浩:2、斎藤 豪:3

1:日鋼記念病院 産婦人科、2:時計台記念病院 産婦人科、3:札幌医科大学 産婦人科

 

【目的】高齢子宮体癌患者に対して全身状態が良好であれば一般患者と同じような治療を選択できるが積極的な治療を希望されない症例もあり治療方針に悩むことも少なくない。今回我々は高齢子宮体癌症例に対する検討を行った。【方法】2010年~2012年に当院で治療を行った子宮体癌33例のうち80歳以上であった5例について初回手術,術後治療,再発等について検討した。【結果】平均年齢は82.8歳,PSは5例とも1,組織型は類内膜腺癌4例,癌肉腫1例,進行期は1aが2例,1bが3例であった。全例に初回手術療法が施行されたがリンパ節郭清を施行したのは1例のみであった。5例とも中リスク群に属し術後補助療法の適応であったが,2例のみ術後TC療法を3コース施行した。化学療法中に大きな有害事象は見られず,再発も認めていない。本人の希望により術後補助療法を施行しなかった3例のうち2例に再発を認めた。1例は術後11か月で肺転移のために手術,およびTC療法を3コース施行しCRとなった。もう1例は術後5か月で骨盤内再発のため全骨盤照射を施行したがPDである。いずれも再発治療において大きな有害事象は認めなかった。【結論】高齢子宮体癌症例では術後補助療法の適応であっても治療を希望されないケースがある。そのような症例では再発も多く今回の検討のようにPSが良好であれば一般患者と同じような治療を勧めることも必要であろう。

キーワード

臓器別:子宮

手法別:手術療法

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