演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

当科における広汎子宮全摘出術後の合併症について

演題番号 : P91-1

[筆頭演者]
久高 亘:1 
[共同演者]
下地 裕子:1、伊元 さやか:1、仲本 三鶴:1、大石 杉子:1、仲本 朋子:1、新田 迅:1、大山 拓真:1、稲嶺 盛彦:1、長井 裕:1、青木 陽一:1

1:琉球大学 大学院医学研究科

 

【目的】過去に当科の広汎子宮全摘出術例の術後合併症の発症頻度を調べた。【方法】2007年から2011年の期間に当科で広汎子宮全摘手術を施行した94例を対象とした。術後の排尿機能障害およびリンパ路障害を発症した症例について後方視的に調査した。同期間内に当科ではリンパ節郭清後の後腹膜縫合は行っておらず、同縫合の有無によるリンパ路障害の発症頻度を比較するために、1993年から1997年の期間に当科で後腹膜縫合を行った広汎子宮全摘出術例112例をhistorical controlとした。【結果】術後排尿機能障害について、膀胱訓練に要する日数は6.5日間であった。また薬物療法を要したのは26例であった。自己導尿を要したのは21例であった。下肢リンパ浮腫を来したのは4例、リンパ嚢胞は5例、リンパ管炎は2例であった。後腹膜縫合を行った例における下肢リンパ浮腫は22例、リンパ嚢胞は30例、リンパ管炎は9例であり、それぞれについて、後腹膜縫合例で発症頻度が高いという結果であった。【結語】後腹膜縫合はリンパ路障害のリスク因子であることが示唆された。

キーワード

臓器別:子宮

手法別:手術療法

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