演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

胆道原発神経内分泌細胞癌の4例

演題番号 : P88-6

[筆頭演者]
岡田 良:1 
[共同演者]
中島 隆宏:1、安藤 仁:1、小船戸 康英:1、八島 玲:1、志村 龍男:1、小山 善久:2、竹之下 誠一:1

1:福島県立医科大学 器官制御外科学講座、2:大原綜合病院 外科

 

胆道系に発生した非常にまれな神経内分泌細胞癌を4例経験したので報告する。【症例1】63歳、女性。主訴は心窩部痛、背部痛。画像診断にて胆嚢癌と診断。肝S4a+S5切除術を施行し、胆嚢神経内分泌癌と診断。Adjuvant chemotherapyとしてGemcitabineを投与したが、術後6か月で多発肝転移が出現し、S-1に薬剤変更をしたが反応に乏しく急速に増大した。【症例2】36歳、女性。主訴は腹痛、嘔吐。画像診断にて慢性胆嚢炎、胆嚢腫瘍と診断された。腹腔鏡下胆嚢摘出術にて胆嚢神経内分泌癌と診断され、後日肝床切除術、リンパ節郭清術を追加した。術後5年再発なく経過された。【症例3】66歳、男性。主訴は皮膚搔痒感。下部胆管癌の術前診断にて幽門輪温存膵頭十二指腸切除術を施行し、胆管神経内分泌癌と診断。術後1年3ヶ月で肝転移が出現し、Gemcitabine単独、UFT-E+CPT-11、IRIS療法、CPT-11+Gemcitabine療法を施行したが、術後3年2ヶ月で永眠された。【症例4】63歳、男性。主訴は上腹部痛。他院にて急性胆嚢炎と診断され手術待機中であったが、肝内に多発する腫瘍性病変を指摘された。精査の結果、胆嚢管内に8mm大の腫瘍があり、生検にて多発肝転移を伴う胆嚢管神経内分泌細胞癌と診断。現在までにPE療法4クールを施行したが、効果判定PRであり、治療継続中である。

キーワード

臓器別:胆嚢・胆道

手法別:集学的治療

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