演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

GC療法不応進行再発胆道癌に対する、二次治療としてのS-1療法の検討

演題番号 : P88-2

[筆頭演者]
津村 英隆:1 
[共同演者]
武川 直樹:1、澤井 寛明:1、坂井 文:1、櫛田 早絵子:1、三村 卓也:1、坂本 岳史:1、飛松 和俊:1、山本 佳宣:1、三木 生也:1、津田 政広:1、井口 秀人:1

1:兵庫県立がんセンター 消化器内科

 

<目的>初回化学療法のGemcitabine Cisplatin併用療法(以下GC療法)が不応となった進行再発胆道癌に対する二次治療としてのS-1療法の効果について後方視的に検討すること。<方法>2010年4月から2013年3月にかけて、当院で治療した進行再発胆管癌症例のうち、初回治療としてGC療法を施行した31例のうち、二次治療としてS-1療法がされた9例について、患者背景・生存期間(OS)・無増悪生存期間(PFS)・奏功率(RR)・病勢制御割合(DCR)・有害事象について検討した。S-1療法は80mg/m2/dayの4週間経口投与2週間休薬を基本とした。<結果>年齢中央値67歳(41-76歳)、男性3例・女性6例、PS 0:1例・1 : 8例、切除不能6例・術後再発3例、胆嚢癌 3例・肝内胆管癌 3例・肝門部又は上部胆管癌 1例・中下部胆管癌 2例・乳頭部癌0例であった。治療前減黄処置例は3例であった。2次治療以降のOS、PFSはそれぞれ5.3ヵ月と4.4ヵ月。RR 13%、DCRは50%であった(CR 0/ PR 1/ SD 3/ PD 4/ NE 1 )。有害事象は、血液毒性 Grade3/4;4/0、非血液毒性 Grade3/4; 1/0であり、有害事象中止例は認めなかった。治療中に閉塞性黄疸の増悪を認めた症例が1例あったが、再減黄処置により治療継続は可能であった。<結論>進行再発胆道癌に対するGC療法後の二次治療としてのS-1療法は、忍容性のある治療と考えられるが、治療成績に関してさらなる症例の集積が必要である。

キーワード

臓器別:胆嚢・胆道

手法別:化学療法

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