演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

切除不能進行大腸癌に対するパニツムマブ不応後のセツキシマブ投与の成績

演題番号 : P85-16

[筆頭演者]
小林 功治:1 
[共同演者]
滝西 安隆:1、齊藤 佑介:1、布上 敏和:1、加賀 康弘:1、宇藤 悠:1、久松 篤:1、宮下 耕一郎:1、山本 泰漢:1、嶋田 顕:1、衣笠 えり子:1

1:昭和大学横浜市北部病院 内科

 

【緒言】切除不能進行再発大腸癌の予後は抗EGFR抗体薬などの分子標的薬により著しく改善されてきた。ただし抗EGFR抗体薬の使い分けに結論は出ていない。我々はパニツムマブ(Pmab)不応後に対しセツキシマブ(Cmab)を投与した症例を経験したのでここに報告する。【方法】2011年5月より2013年4月において後方視的に検討した。症例は10例(男7例、女3例)、PS0は2例、PS1は7例、PS2は1例、年齢の中央値は62歳(47-71歳)であり、全てKRAS野生型であった。この10例のうちPmabの最良効果はCR0例、PR3例、SD4例、PD3例であった。治療方法はCmab単独3例、IRIS併用3例、XELOX2例、FOLFOX1例、FOLFIRI1例、CPT-11併用1例、その他1例であった。【結果】治療効果はCR0例、PR0例、SD4例、PD6例であり、奏効率0%、病勢コントロール40%であった。PFS118日、TTF201日であった。Cmab開始後のOSは約8.8ヶ月であった。PmabにおいてPDであった症例において一例SDを経験した。有害事象に関しては血液毒性、非血液毒性ともにG3以上の有害事象は出現しなかった。皮膚障害に関しても問題なく投与できた。【結語】KRAS野生型大腸癌においてPmab不応後でもCmabの効果が期待できる可能性が示唆された。

キーワード

臓器別:大腸・小腸

手法別:分子標的治療

前へ戻る