演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

早期胃癌の術前StagingにおけるCTの有用性についての検討

演題番号 : P82-10

[筆頭演者]
藤川 寛人:1 
[共同演者]
吉川 貴己:1、川邉 泰一:1、青山 徹:1、林 勉:1、佐藤 勉:1、長 晴彦:1、幕内 洋介:1、尾形 高士:1、大島 貴:2、湯川 寛夫:2、利野 靖:2、益田 宗孝:2

1:神奈川県立がんセンター 消化器外科、2:横浜市立大学 外科治療学

 

【目的】胃癌の治療方針決定にはT/N/Mの情報が必須である.本邦では,まず上部消化管内視鏡検査(GF)/造影検査(UGI)でT1かNon-T1かを診断,その後CTを行いT2以深/N/Mを評価する.T1胃癌では遠隔転移を認めることは非常に稀だが,リンパ節転移は5-15%程度と報告されている.本研究では,cT1胃癌に対する術前stagingにおけるCTの有用性について検討した.【対象と方法】対象:2000年10月から2007年10月までにGF/UGIによりcT1と診断した761例.方法と評価:(1)MDCTによるM診断でのcM1の頻度 (2)術後pT診断からみたcT1診断の精度 (3)MDCTで短径8mm以上を有意としたときのN診断の精度を手術後のpNより評価.【結果】(1)cM1は0例 (2)pT1: 484例(92.2%) / pT2:31例(5.9%) / pT3:5例(0.9%) / pT4a:5例(0.9%).(3)cN0:517例 / cN+:8例(1.5%).cN0の517例中,pN0:472例 / pN+:45例.cN1の8例中,pN0: 6例 / pN+: 2例.CTによるリンパ節転移診断の感度は4.3%,特異度98.7%,正診率90.3%であった.【結語】早期胃癌に対する術前StagingにおいてCTの有用性は低い.

キーワード

臓器別:胃・十二指腸

手法別:画像診断(イメージング)

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