演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

超高齢胃癌患者に対する胃切除術の治療成績

演題番号 : P82-9

[筆頭演者]
多胡 和馬:1 
[共同演者]
阿部 曉人:1、窪田 敬一:1

1:獨協医科大

 

【目的】高齢化時代を迎えた日本において、高齢者手術は当たり前のように行われており、今後超高齢社会を迎えるであろう日本では、超高齢者に対する手術患者が増加すると考えられる。当科における超高齢胃癌患者に対する胃切除術の検討を行った。【対象・方法】2000年10月から2013年4月までに当科で胃切除術を施行した85歳以上の超高齢患者29名を対象とし、周術期の成績、術後合併症、生存期間について検討した。【結果】患者平均年齢は87歳、手術時間中央値は224分、出血量中央値は267ml、術後平均在院日数は22.3日であった。幽門側胃切除術:胃全摘術を16名:13名に施行した。Stage分類ではStage1/2/3/4はそれぞれ11名/6名/3名/9名であった。術後合併症は8名に認め、術死は認めなかった。合併症を認めた患者は心疾患、及び呼吸器疾患の既往のある患者が多かった。全体のOSは37か月であった。他病死は3名で認められた。【考察】超高齢者における胃切除術では、術前インフォームドコンセントを十分に行った上で、詳細な術前検査を行い、身体面での評価を十分に行うことで、重篤な合併症や術後在院日数の延長なく手術を行うことが可能であると考えられた。

キーワード

臓器別:胃・十二指腸

手法別:集学的治療

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