演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

当院における高齢者切除不能進行再発胃癌に対する1次化学療法の現状

演題番号 : P81-3

[筆頭演者]
松本 俊彦:1 
[共同演者]
梶原 猛史:1、日野 佳織:1、西出 憲史:1、上杉 和寛:1、浅木 彰則:1、仁科 智裕:1、堀 伸一郎:1、寺尾 正子:1、灘野 成人:1、井口 東郎:1、谷水 正人:1

1:四国がんセンター 消化器内科

 

【背景】75歳以上の高齢者切除不能進行再発胃癌に対する1次化学療法の標準治療は確立されていない。【方法】2008年1月から2012年12月までに、切除不能進行再発胃癌に対し一次化学療法を導入した75歳以上の症例、57例を対象とし後方視野的に治療成績を検討した。【結果】年齢中央値:79歳(75-89歳)、男/女:38/19例、PS0/1/2:17/31/9例、フッ化ピリミジン系単剤/フッ化ピリミジン系+白金製剤/その他:46/10/1例、通常量開始/減量開始:21/36例であった。無増悪生存期間中央値は4.2ヵ月、生存期間中央値は8ヵ月であった。Grade3以上の有害事象は23例(40%)に認め、投与中の減量は19例(33%)で行われた。化学療法との関連が否定できない緊急入院は7例(12%)認めた。治療開始3か月以内の死亡は7例(12%)認められた。57例中54例で治療が中止されており、治療中止理由はPD40例(74%)、有害事象10例(19%)、不明4例(7%)であった。2次治療への移行は25例(46%)で行われていた。【結論】高齢者切除不能進行再発胃癌に対する化学療法は有効である可能性が示唆された。ただし減量が必要な症例も多く、有害事象による治療中止も比較的多く認められるため、適切な管理が重要と考えられる。

キーワード

臓器別:胃・十二指腸

手法別:化学療法

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