演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

食道癌術前化学放射線療法の効果予測バイオマーカーの検討

演題番号 : P78-4

[筆頭演者]
奥村 浩:1 
[共同演者]
内門 泰斗:1、川崎 洋太:1、喜多 芳昭:1、尾本 至:1、佐々木 健:1、大脇 哲洋:2、石神 純也:1、有上 貴明:1、上之園 芳一:1、盛 真一郎:1、上野 真一:1、夏越 祥次:1

1:鹿児島大院医消化器・乳腺甲状腺外科、2:鹿児島大院医 離島へき地医療人育成センター

 

【目的】食道癌化学放射線療法(CRT)の治療効果および予後予測マーカーの同定は重要な課題である.今回、食道癌術前CRT効果予測バイオマーカーに関する検討を行った.【対象・方法】当科の術前CRT食道癌症例を対象とし,治療前生検組織における癌抑制遺伝子p53, DNA修復因子p53R2, 細胞周期調節因子14-3-3sigma, Aurora-A, 炎症関連因子COX-2, 酸化ストレス調節因子Nrf2の蛋白またはmRNA発現による効果予測正診率および予後予測能を検討した。治療効果判定は食道癌取扱い規約で行われ,CR,PR, Grade2,3を奏功例とした.【結果】CRT症例でp53(-), p53R2(-), 14-3-3sigma(+), Aurora-A(+), COX-2(-), Nrf2(-)症例が有意に奏功していた.効果予測正診率はp53:69%, p53R2:81%,14-3-3sigma:75%,Aurora-A: 73%, COX-2: 69%,Nrf2: 67%であった.さらにp53(-), p53R2(-), 14-3-3sigma(+), Nrf2(-)症例は予後良好であった。【結語】p53、細胞周期調節因子およびDNA修復因子が有用な効果および予後予測因子であった。

キーワード

臓器別:食道

手法別:バイオマーカー

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