演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

乳癌骨転移に対するデノスマブ使用症例の検討

演題番号 : P77-7

[筆頭演者]
平方 智子:1 
[共同演者]
小峰 知佳:1、渡辺 裕:1、木村 慎太郎:1、岡田 朗子:1、家田 敬輔:1、諸原 浩二:1、吉田 武史:1、深井 康幸:1、和田 渉:1、大澤 秀信:1、片山 和久:1、保田 尚邦:1、田中 司玄文:1、桑野 博行:2

1:伊勢崎市民病院 外科、2:群馬大学大学院病態総合外科学

 

<はじめに>デノスマブは多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変に対して適応のある抗RANKLモノクローナル抗体である。副作用に重篤な低Ca血症等が挙げられている。当院でデノスマブを使用した乳癌骨転移症例について検討した。<対象>対象は2012年06月から2013年05月までデノスマブを使用した49から77歳までの女性乳癌骨転移13例。<結果>年齢平均66歳。ER+HER2ーが11、 ER+HER2+が1、 ERーHER2+が1例であった。骨転移罹患期間は1から84ヶ月(平均41.7ヶ月)、デノスマブ投与期間は1から11ヶ月(平均5.2ヶ月)。ゾレドロン酸からの変更が9、骨転移に対する初回治療としての投与が4例であった。ゾレドロン酸からデノスマブへの変更理由は4例が腎機能障害、5例が病勢増悪であった。腎機能障害4例のうち2例はデノスマブ投与後に腎機能が正常化し、2例は腎機能に変化を認めなかった。デノスマブ投与後の腎機能障害出現及び増悪は認めなかった。デノスマブ投与による低Ca血症は認めなかった。<考察>ゾレドロン酸投与中に腎機能障害が認められる場合には、デノスマブへの変更が考慮される。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:その他

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