演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

がん治療における薬ー薬連携の取り組み

演題番号 : P70-6

[筆頭演者]
冨永 日輪:1 

1:社会保険神戸中央病院

 

【背景と目的】当院ではDPC導入に伴い、外来での化学療法の施行が増加してきている。初回から外来で行われることもあるため、副作用のモニタリングや患者教育の場が化学療法室となるが、残念ながら薬剤師の常駐ができていない。また注射と内服薬の組み合わせのレジメンの増加や、分子標的薬の副作用対策の投薬や支持療法のための処方があり、院外処方箋を多くの患者が処方される。そこで調剤薬局の先生がたに当院のレジメンや支持療法の内容について理解していただくために勉強会を行うことにした。【対象と方法】門前の薬局の薬剤師を対象に1~2か月に1回癌種別に当院の登録レジメンの紹介と注意が必要な副作用とその対策について1回1時間程度の勉強会を行った。またがん化学療法委員会主催の院内で定期的に行われている勉強会にも参加していただいた。【結果】毎回勉強会の最後に行うアンケートで必要としている情報や知識を確認しながら、患者が院外薬局で処方をもらう時に受けた質問や、不安に感じている事を知ることができた。また調剤薬局の先生がたには病院で受けた説明に沿った服薬指導が行う事が出来て役立ったとの意見がいただけた。【結語】今後ますます治療は在宅が中心となる中、地域の連携が重要となってくる。今回は門前の薬局を対象に勉強会を通じて服薬指導や副作用対策について共通の認識を持つことができたが、今後は当院で外来化学療法を受けられている患者さんの情報の共有を進めカンファレンスなどを行う事により、アドヒアランスの向上と在宅での治療の支援につなげていくことが重要であると考える。

キーワード

臓器別:その他

手法別:地域連携

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