演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

在宅緩和ケアにおける地域連携パス作成と運用の検討

演題番号 : P70-2

[筆頭演者]
村上 望:1 
[共同演者]
澤田 幸一郎:1、石黒 要:1、藤川 泰永:1、高島 留美:1、雨宮 陽子:1、田辺 公一:2、菓子井 達彦:2、柴田 和彦:3、森田 達也:4

1:富山県済生会高岡病院 緩和ケア委員会、2:富山大学 臨床腫瘍部、3:厚生連高岡病院 腫瘍内科、4:聖隷三方原病院

 

<目的> 高岡医療圏において在宅医、訪問看護師、ケアマネージャーなど地域医療、介護、福祉担当者と病院緩和ケアチームによる多職種チームが利用できる在宅緩和ケアのツールとして在宅緩和ケア地域連携パス(以下パス)を作成し運用を開始し、本パスが在宅療養期間、在宅看取りに与える影響及びその因子について解析した。<対象と方法>2011年10月から2013年3月までに在宅緩和ケア移行しパスを導入した45名のうち生存例を除いた32例を対象とし,後ろ向きに調査、解析した。対象症例の内、在宅緩和ケア移行後再入院し病院で看取りとなった症例を病院死群(以下、H群)13例、在宅看取りとなった症例を在宅死群(以下、A群)19例と2群に大別し比較を行なった。<結果> PCT介入後の生存期間中央値はH群71日、A群44日であった(P=0.16)。単変量解析では、A群はH群に比較してPPI高値、訪問看護師のPEACE受講あり、パス記入の多寡で有意差を認めた。また,在宅看取りにおける多変量解析を行った結果、PCT介入時PPI、 訪問看護師PEACE受講が在宅看取りの有意な因子であった。<考案>パス利用が在宅看取りにおける因子になりうるという結果を得た。またPEACEが在宅看取りに寄与した可能性が考えられた。

キーワード

臓器別:その他

手法別:地域連携

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