演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

進行再発食道癌に対するDCF療法の有効性と安全性

演題番号 : P7-11

[筆頭演者]
金森 規朗:1 
[共同演者]
田部井 英憲:2、舟田 知也:1、須田 寛士:2、東風 貢:1、宋 圭男:2、藤井 雅志:2、高山 忠利:1

1:日本大、医、板橋病、消化器外科、2:駿河台日本大、病、外科

 

【はじめに】当科では、高度進行または再発食道癌に対し、Docetaxel、Cisplatin、5-FU併用療法(以下、DCF療法)に関する臨床第I/II相試験を行っている。進行再発食道癌に対するDCF療法の有効性と安全性についてレトロスペクティブに検討した。【対象と方法】2011年1月より当科でDCF療法を施行した食道癌17例(初発切除不能例3例、切除後再発例9例、CRT後再発例5例)を対象とした。DCF療法のレジメンは、level 1のDocetaxel 50mg/m2/day、day1、2時間点滴静注、CDDP 60mg/m2/day、day1、2時間点滴静注、5-FU 600mg/m2/day、day1-5、24時間持続点滴静注とし、これを4週毎に施行した。【結果】DCF施行回数は平均5コース。奏功率は、CR 0例、PR 11例で64.7%。 SD 4例、PD 2例で病勢制御率は88.2%。血液毒性ではGrade 3以上の白血球減少が12例(70.6%)、内Grade 3以上の好中球減少を伴うものが3例認められた。非血液毒性ではGrade 3以上の食思不振が1例、Grade 2の脱毛が6例(35.3%)に認められた。これらの副作用のため、14例(82.4%)で減量して継続した。OSは9.6ヶ月、PFSは7.1ヶ月であった。【結語】進行再発食道癌に対するDCF療法は予後の改善は期待出来るが、減量を含めた副作用対策が肝要である。

キーワード

臓器別:食道

手法別:化学療法

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