演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

食道癌術後再発に対する当院における化学放射線療法の成績

演題番号 : P7-5

[筆頭演者]
武川 直樹:1 
[共同演者]
坂本 岳史:1、飛松 和俊:1、澤井 寛明:1、坂井 文:1、三村 卓也:1、櫛田 早絵子:1、津村 英隆:1、山本 佳宣:1、三木 生也:1、津田 政広:1、井口 秀人:1、押切 太郎:2

1:兵庫県立がんセンター 消化器内科、2:兵庫県立がんセンター 消化器外科

 

【背景】食道癌術後再発に対する標準治療は確率されていない。一般的に予後は不良であるが、化学放射線療法で根治照射が可能な場合、完全奏功が得られる症例もあり、長期予後が期待される。【目的】当院における術後再発例に対する化学放射線療法の治療成績を示す。【対象、方法】2006年4月から2012年12月までに化学放射線療法を施行された食道癌術後再発の症例20例のうち非治癒切除4例を除外した16例について後ろ向きに検討した。【成績】男性/女性:12/4、年齢中央値:64歳(53-78歳)、術前化学療法/術後化学療法/化学療法なし:4/3/9、手術時のstage:0/I/II/III/IVa:2/1/8/4/1であった。化学放射線療法のGrade 3以上の有害事象では白血球減少9例、悪心/嘔吐2例、食思不振3例、食道炎1例、肺感染1例が認められたが、治療関連死は認められなかった。完全奏功は5例(31%)に認められた。無憎悪生存期間中央値は224日(141-1059日)であり、生存期間中央値は391日(165-1059日)であった。完全走行後再発が3例(60%)に認められた。【結論】食道癌術後再発に対する当院での化学放射線療法の有害事象は許容範囲内であり、完全奏功を得られる症例も認められた。ただし完全奏功後も再発する症例も多くあり、留意が必要である。

キーワード

臓器別:食道

手法別:化学療法

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