演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

緩和ケアチームが介入を行った進行性骨・軟部肉腫患者28例の後方視的検討

演題番号 : P66-2

[筆頭演者]
濱口 大輔:1 
[共同演者]
松田 正典:2

1:亀田総合病院 疼痛・緩和ケア科、2:済生会宇都宮病院

 

【目的】骨・軟部肉腫患者に対する疼痛コントロールなど緩和ケアに関する報告は少ない。今回28例の骨・軟部肉腫の症例を経験したので報告する。【方法】2010年1月から2013年3月31日まで当院に化学療法目的で入院した肉腫患者の内、緩和ケアチーム(PCT)に紹介された28例に対して後方視的検討を行った。【結果】疾患は平滑筋肉腫11例、消化管間質腫瘍3例、血管肉腫3例、Ewing肉腫2例、軟骨肉腫2例、骨肉腫1例、その他7例であった。男性9例、女性19例、年齢中央値52歳(23-87歳)、観察期間中央値3ヶ月(7日-23ヶ月)、化学療法レジメン数の中央値2.5(0-5)であった。PCTへの依頼内容は疼痛コントロール12例、不安5例、抑うつ3例、その他8例であった。9例で疼痛NRSスコアの改善を認めた。不安・抑うつの主な原因は病気や治療の情報不足が8例、全般性不安障害の既往1例、経口摂取の低下1例で、精神的サポートとしてチャプレン紹介4例、傾聴のみ3例、抗不安薬処方1例であった。【考察】疼痛NRSスコアが非改善の内、1例はレスキュー使用回数が減少、1例はオピオイド導入拒否が原因であった。肉腫は有病率が低く、疾患や治療の情報が少なく、精神的サポートが必要となる傾向があった。

キーワード

臓器別:骨軟部

手法別:緩和医療

前へ戻る