演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

EPICを用いたRALPおよびRRPの術後短期尿禁制の比較検討

演題番号 : P65-4

[筆頭演者]
垣本 健一:1 
[共同演者]
林 裕次郎:1、石津谷 祐:1、武田 健:1、山口 唯一郎:1、新井 康之:1、中山 雅志:1、西村 和郎:1

1:大阪府立成人病センター 泌尿器科

 

【目的】ロボット支援体腔鏡下前立腺全摘除術(RALP)および恥骨後式前立腺全摘除術(RRP)における術後1ヶ月目の尿パッド使用を EPIC (Expanded Prostate Cancer Index Composite)質問票を用いて検討した。【対象】2007年4月から2013年3月までに前立腺癌の診断で当科にて手術療法を施行し、術後EPIC質問票の回収が可能であったRALP27例とRRP91例。【結果】手術時年齢はRALP/RRP:50-75歳(中央値65.5歳)/50-75歳(中央値66歳)、手術時PSAはRALP/RRP:3.56-24.17ng/ml(中央値8.053ng/ml)/3.30-36.7ng/ml(中央値8.07ng/ml)、病理病期はRALP/RRP:pT2 15例(55.6 %)/57例(62.6%)、pT3a 11例(40.7%)/29例(31.9%)、pT3b 1例(3.7%)/5例(5.5%)、神経温存の有無はRALP/RRP:非温存例13例(48.1%)/64例(70.3%)、温存例14例(51.9%)/27例(29.7%)。術後1ヶ月目のEPIC排尿状態スコア問5(過去4週間以内の尿パッド使用の項目)における尿パッド使用枚数はRALP/RRP:全く使わなかった 2例(7.4%)/9例(9.9%)、1日に1枚 13例(48.1%)/22例(24.2%)、1日に2枚 7例(25.9%)/20例(22.0%)、1日に3枚以上35例(18.5%)/40例(44.0%)であった。RALP群およびRRP群でカイ2乗検定を行ったところ、尿パッドを1日2枚以上使用する割合は有意にRALP群の方が少なかった(p=0.044)。【結語】術後1ヶ月目における尿禁制はRALPがRRPに比較して優れていると考えられた。

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:QOL

前へ戻る