演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

横浜市立大学関連施設における去勢抵抗性前立腺癌に対するドセタキセル治療の現状

演題番号 : P63-7

[筆頭演者]
蓼沼 知之:1 
[共同演者]
上村 博司:2、藤浪 潔:1、窪田 吉信:2

1:茅ヶ崎市立病、2:横浜市立大附属病

 

【目的・方法】去勢抵抗性前立腺癌(CRPC)に対するドセタキセル治療(DTX)の有効性は報告されているが、治療の開始時期や投与法に確立されたものがないのが現状である。我々は横浜市大関連21施設におけるDTXについてアンケート調査を実施し、その結果を解析した。【結果と考察】転移性CRPCの総症例数は430例であり、80%が75歳以上の高齢者であった。ドセタキセルの投与量は70~75mg/m2の高用量が7施設、50~60mg/m2の中用量が8施設、25~40mg/m2の低用量が5施設、その他が1施設であった。50%以上のPSA低下を半数以上認めた施設は10施設であった。平均投与コース数は10~19コースが70%と最多であったが、低用量施行施設では長期間投与する傾向にあった。DTXにも関わらずPSA上昇例に対して、46%の症例は治療を継続していた。病勢進行以外にドDTXを中止する理由としては、好中球減少が30%と多かった。DTX中止後の予後はDTX奏効例では、1~2年という回答が多いのに対し、DTX無効例では1年未満がほとんどであった。新規治療薬が使用できない現状では、出来るだけ長くDTXを続けているのが確認された。

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:化学療法

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