演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

前立腺全摘除術後再発に対する中期CAB療法の効果

演題番号 : P63-6

[筆頭演者]
木下 秀文:1 
[共同演者]
河 源:2、室田 卓之:1、松田 公志:1

1:関西医科大学 腎泌尿器外科、2:済生会野江病院 泌尿器科

 

背景・目的:前立腺全摘除術後の生化学的再発に対する治療にはコンセンサスが無いのが現状である。再発時の微小病変に対して中期CAB療法で長期の無再発期間が得られるか検討した。方法:1アーム前向き研究。2005年7月から2011年9月までに、52例の生化学的再発(PSA 0.2 ng/ml以上)に対して、12週x5回のLHRH analog + bicartamide(CAB)療法を行った。primary endpointはprogression free survival(PFS)、CAB後の再発の定義はPSA 0.2 ng/ml以上。secondary endpointはテストステロンrecovery、テストステロンrecovery後のPFS、とした。結果:現在、経過観察中であるが、現時点まででのデータでは3年、5年、7年非再発率はそれぞれ、66.9%、32.7%、14.5%、Time to Progressionは51.6カ月であった。テストステロン2 ng/ml を回復と定義した場合、time to testosterone recovery は治療開始から27.5カ月、12週x5回の治療期間を差し引くと13.5カ月でtestosterone はrecoveryした。結論:12週x5回のCAB療法は、PFSも比較的長く、このような中期のCAB療法は前立腺全摘除術の再発治療のオプションの一つになり得ると考えられる。

キーワード

臓器別:前立腺・男性生殖器

手法別:内分泌・ホルモン療法

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