演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

当院における透析腎癌の臨床的検討

演題番号 : P60-7

[筆頭演者]
柴田 舞子:1 
[共同演者]
梅津 大輔:1、柚木 貴和:1、後藤 健:1、武居 哲郎:1

1:福岡赤十字病院 泌尿器科

 

【目的】当院における透析患者に発生した腎細胞癌について臨床的比較検討を行う. 【対象】1994年2月~2013年1月(18年11ヶ月間)に当院で腎摘除術を施行し病理組織学的に腎癌の診断となった34例39腎(うち5例:両側性)を対象とした. 【結果】性別は男性28例33腎, 女性6例6腎. 年齢は27-82才(中央値56才). 現疾患はCGN 13例, IgA腎症6例, DM性腎症5例,高血圧性腎硬化症4例,紫斑病性腎症1例, 原因不明10例.手術までの透析期間は2-348ヶ月(中央値98ヶ月). 患側は右側13例, 左側16例, 両側5例. 病期はpT1a 28腎,pT1b 6腎,pT2 3腎,pT3a 2腎であった.病理組織学的診断は, 淡明細胞癌30腎, 非淡明細胞癌 14腎であった.また、21腎にACDKを認めた.【考察】透析腎癌は比較的予後良好と考えられているが,透析歴が長いほど高罹患,多発性,高悪性度の傾向があり,ACDKを有する場合が多かった.長期透析患者ほど定期的な腎癌のスクリーニングが必要であると思われた.

キーワード

臓器別:腎・尿路・膀胱

手法別:診断

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