演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

腎細胞癌骨転移に対するゾレドロン酸の治療効果

演題番号 : P60-4

[筆頭演者]
長岡 明:1 
[共同演者]
牛島 正毅:1、福原 宏樹:1、菅野 秀典:1、八木 真由:1、内藤 整:1、西田 隼人:1、柴崎 智宏:1、川添 久:1、石井 達矢:1、一柳 統:1、加藤 智幸:1、冨田 善彦:1

1:山形大学 医学部

 

【目的】泌尿器科領域において、腎細胞癌は骨転移が比較的高頻度に認められることが知られている。 今回、当科における腎細胞癌骨転移巣に対するゾレドロン酸の治療効果を検討し報告する。【対象と方法】2006年4月より2013年4月までの期間に,山形大学医学部付属病院泌尿器科にて骨転移に対しZometa®の投与を3回以上受けた症例のうち,解析可能であった腎細胞癌症例13例を対象とし、疼痛緩和期間,骨転移病巣の進行抑制期間、ALP再上昇までの期間につき検討した.Zometa®は原則として4週ごとに1回4mg投与とした.【結果】ゾレドロン酸は骨転移に伴う疼痛を軽減し、CaやALPの有意な低下を認めることにより骨合併症のみならず、骨転移巣に対する治療効果を認めた。全身状態の悪化により投与回数が少ない症例においても疼痛改善効果は認められた。症例数が少なく確定的な結論に至らないが,死亡例においても原発巣や他臓器転移巣がSDないしPDであっても,骨転移層はNCないしPDにコントロールされる症例が認められた.【結語】腎細胞癌骨転移症例において、ゾレドロン酸を用いることにより、転移性疼痛の改善のみならず、骨転移巣に対する治療効果が期待される。転移性腎細胞癌の治療戦略において,放射線とゾレドロン酸との併用は有用であり,予後を改善する可能性がある.

キーワード

臓器別:腎・尿路・膀胱

手法別:その他

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