演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

非浸潤性膀胱癌に対する低用量BCG療法の検討

演題番号 : P60-1

[筆頭演者]
深田 聡:1 
[共同演者]
福原 秀雄:1、井上 啓史:1、執印 太郎:1

1:高知大学 泌尿器科

 

目的:筋層非浸潤性膀胱癌に対する低用量維持BCG膀胱内注入療法の再発予防効果の有効性の検討を行った。対象、方法:2010年4月より2013年3月の間に、低用量にて維持BCG療法を開始された筋層非浸潤性膀胱癌39例を対象とし(低用量投与維持群)、さらに従来の投与量で導入療法のみを行った71例を比較対象とした(従来量投与導入群)。結果:平均年齢は71歳(44-89)、Ta:73例(66.3%)、T1:37例(33.7%)、 Cisの合併は56例(51%)に認めた。low grade症例が54例(49%),high grade症例 が51例(51%)であった。また再発スコアは中央値で5点、進展スコアは9点であった。観察期間中の再発率は低用量維持投与群では23.7%、一方、従来投与群は42.3%であり、低用量維持群の方が有意に再発率が低く(P:0.04)、さらに有害事象により継続不可能となった症例は低用量維持群18.4%に対して、従来投与群で26.8%であり、低用量維持群が有意に治療中止率が低いという結果であった(P:0.02)。結論:低用量維持BCG膀胱内注入療法は従来の投与方法に比べ、再発率が低く、かつ有害事象による離脱症例も少なく有用な方法であると考えられた。さらに解析を追加し検討結果を報告する予定である。

キーワード

臓器別:腎・尿路・膀胱

手法別:免疫療法

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