演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

ホルモン療法における注射剤の当院化学療法室施行についての取り組み

演題番号 : P6-13

[筆頭演者]
玉井 夕季子:1 
[共同演者]
徳川 奉樹:1、小山 拡史:1、酒井 恵:1、狗井 麻由:1、高野 晴巳:1、箱井 佳子:1

1:市立奈良病院 乳腺外科

 

はじめに:外来化学療法室でのホルモン療法剤施行に対する点数がつくようになり当院化学療法室でも外来化学療法室担当看護師による施行が行われるようになった。施行にあたってのいくつかの問題点もみうけられ、問題点に対しての当院での取り組みにつき検討した。施行は平成25年1月より受け入れを開始し徐々に患者数の増加をみている。ホルモン療法剤はそれぞれが特殊な針などの構造を持ったデバイスや投与部位がありそれぞれの剤型および投与方法を熟知する必要があった。そのため担当看護師はそれぞれのホルモン療法剤のメーカーに依頼し練習用キットやそれらを交えた勉強会を開始前・開始後行いそれぞれにつき周知できるようにした。化学療法室では全例外来化学療法室担当看護師によるホルモン療法剤の皮下注・筋肉注を施行してきたが、現在まで手技による直接的な合併症は経験していない。また患者からは薬剤に関することなどの質問が多く寄せられるなかで知識を持った看護師が対応することで安心感が得やすかった。手技的なものなどはクリアできている一方で患者とのかかわりが短時間であることから化学療法室としての特徴を生かした患者ケアにつては問題が残るものであった。まとめ:1.外来患者増加に伴い外来化学療法室でのホルモン療法剤注射施行は、チーム医療として患者待ち時間の軽減につながる(担当医施行に比して)。2.外来化学療法室担当看護師による施行は、後出血・血腫などの合併症の発症も認めていず安全に施行できている。3.化学療法室で行うことは薬剤知識のある看護師が対応することで患者からの症状表出を拾い上げ易いという利点があった。4.患者とのかかわりが短時間であり化学療法を行う患者に比してケアが十分できていない可能性がある。結語:今後は患者ケアにも重点をおき安全かつ患者さんの安心を得られるようなシステム作りをしていきたい。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:内分泌・ホルモン療法

前へ戻る