演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

転移・再発乳癌症例に対するnab-paclitaxelとCyclophosphamideの併用第I相試験

演題番号 : P6-12

[筆頭演者]
里見 蕗乃:1 
[共同演者]
九冨 五郎:1、島 宏彰:1、前田 豪樹:1、岡崎 稔:2、岡崎 亮:2、渡部 芳樹:2、佐藤 文彦:2、増岡 秀次:3、三神 俊彦:3、大村 東生:4、亀嶋 秀和:4、渋谷 均:5、佐々木 賢一:5、平田 公一:1

1:札幌医科大学医学部 消化器・総合、乳腺・内分泌外科学講座 、2:札幌乳腺外科クリニック、3:札幌ことに乳腺クリニック、4:東札幌病院 外科、5:市立室蘭総合病院 外科

 

我々は以前, nab-paclitaxel (nab-PTX)とCyclophosphamide (CPA)併用療法(ABC併用療法)のPilot Studyを実施した. その結果, nab-PTX 220mg/m2 , CPA 400-500mg/m2の併用を実施した6症例においてGrade4の白血球減少2例, 好中球減少3例, Grade3の発熱性好中球減少が1例発現した. 一方, 著明な肝転移縮小や胸水消失例を認めるなど, 臨床効果は期待出来る治療法と考えられた. そこで我々はABC併用療法の乳癌薬物療法における位置付けを明確にするために, ABC併用第I相試験を実施した. 本試験の目的は, 転移・再発乳癌症例に対するABC併用療法のMTD(最大耐容量)決定とRD(推奨用量)推定であり, 文書にて同意が得られた20歳以上の転移・再発乳癌で, PS0-1, HER2陰性の症例を主な適格基準とした. 投与スケジュールはnab-PTXおよびCPAを1日目に投与し, 21日を1コースとして定義した. 投与量はCPAを600mg/m2に固定し、nab-PTXの投与療法を180mg/m2, 220mg/m2, 260mg/m2と増量していく方法にて実施した. 各投与レベルにて3例ずつ登録し, 用量制限毒性(DLT)の定義に従い3例中2例以上にDLTが認められた時は, そのレベルをMTDとした. また、3例中1例にDLTが認められた時はさらに3例追加し, 6例中2例以上にDLTが認められた時はそのレベルをMTDとした. なお, RDは原則MTDの1 Level下と定義した. 本会においては, ABC併用第I相試験の結果を公表する.

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:化学療法

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