演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

アロマターゼ阻害剤による乳癌術後内分泌療法に対するBMIの影響

演題番号 : P6-10

[筆頭演者]
片山 和久:1 
[共同演者]
平方 智子:1、岡田 朗子:1、狩野 萌:1、小峯 知佳:1、家田 敬輔:1、深井 康幸:1、吉田 武史:1、諸原 浩二:1、和田 渉:1、大澤 秀信:1、保田 尚邦:1、田中 司玄文:1、桑野 博行:2

1:伊勢崎市民病 外科、2:群馬大院病態総合外科

 

<緒論>ER陽性閉経後乳癌に対する術後ホルモン療法としてアロマターゼ阻害剤(以下AI剤)の5年間投与が標準的な治療となっている.AI剤は脂肪組織に含まれるアロマターゼの活性を阻害しE2産生を抑制することで抗腫瘍効果を示すことから体型の違いによる抗腫瘍効果への影響が考えられる.今回、我々は術後内分泌療法でアナストロゾールを服用した患者に対するBody Mass Index(BMI)の影響を検討したので報告する.<対象及び方法>対象は2001〜2006年当院にて閉経後乳癌術後にアナストロゾールを開始し、5年以上観察可能であった152例. BMIについてはやせ型(18.5kg/m2未満)、普通(18.5-24.9)、軽度肥満(25-29.9)、高度肥満(30以上)に分類.BMIと無病生存期間(DFS)、全生存期間(OS)等の相関について解析.<結果及び考察>BMIの内訳はやせ型14%、普通46%、軽度肥満35%、高度肥満5%.全体の再発率は5.8%.BMIについては全症例ではDFS・OSとの有為な相関関係を認めなかったが、stageI-IIについては再発率との相関関係を示唆.<結語>ER陽性閉経後乳癌に対する術後AI剤投与はBMIの違いで効果に影響の出ることが示唆された.

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:内分泌・ホルモン療法

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