演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

過敏性反応をきたした卵巣癌患者に対するプラチナ製剤ローテーション

演題番号 : P59-10

[筆頭演者]
奥川 利治:1 
[共同演者]
平田 徹:1、本橋 卓:1、近藤 英司:1、谷田 耕治:1、田畑 務:1、池田 智明:1

1:三重大学 産婦人科

 

卵巣癌に対する標準的化学療法はパクリタキセル(T)とカルボプラチン(C)の併用療法であるが,カルボプラチンなどのプラチナ製剤を反復投与すると過敏症が発症し,他剤への変更を余儀なくされることがある.今回,カルボプラチンに過敏性反応をきたしたプラチナ感受性再発卵巣癌患者に対してシスプラチン(P)を投与するも、その後、シスプラチンに対しても過敏性反応をきたしたが、ネダプラチン(N)が投与可能であった2例を経験したので報告する.【症例1】51歳,卵巣癌3c期.9年半の経過中に2回の再発を繰り返したが,1回目の再発時にTC療法を施行したところ、カルボプラチンによるアレルギーが出現し、薬剤をTPに変更したところ、CA125は低下した.2回目の再発時にシスプラチンによるアレルギーが出現し、薬剤をTNに変更したところ、再発病変は消失した.【症例2】70歳,卵巣癌3c期.9年の経過中に2回の再発を繰り返したが,1回目の再発時にTC療法を施行したところ、カルボプラチンによるアレルギーが出現し、薬剤をTPに変更したところ、CA125は低下した.2回目の再発時にシスプラチンによるアレルギーが出現し、薬剤をTNに変更したところ、再発病変は消失した.

キーワード

臓器別:卵巣

手法別:化学療法

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