演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

再発卵巣癌におけるFDG-PET/CTの有用性に関する検討

演題番号 : P59-2

[筆頭演者]
在津 令子:1 
[共同演者]
寺内 文敏:1、石川 貴久:1、大村 涼子:1、中山 大栄:1、森竹 哲也:1、佐川 泰一:1、西 洋孝:1、井坂 惠一:1

1:東京医大

 

【目的】卵巣癌の再発診断におけるFDG-PET/CTの有用性を検討する。【対象】PDSにてcomplete surgeryがなされた卵巣癌症例で再発をきたし、全例術前にFDG-PET/CTにて再発診断を行い、SDS(secondary debulking surgery)を施行した卵巣癌22例。【方法】SDSにおける開腹時所見および病理組織学的診断より、FDG-PET/CTのsensitivity、specificityおよびaccuracyを検討した。また、腫瘍マーカー(CA125)との関連を比較検討した。【結果】FDG-PET/CTにおける偽陽性・偽陰性を考慮したaccuratyは72.7%であった。6例でFDG-PET/CT陰性部位に、開腹時に肉眼的転移部位を認め病理組織学的診断陽性部位を認めた。Specificityは27.2%だった。腫瘍マーカー(CA125:cut off<35)陰性中のFDG-PET/CT再発診断例は10例、そのうちFDG-PET/CT偽陰性部位を認めたのは1例であった。また、腫瘍マーカー(CA125)陽性中のFDG-PET/CT偽陰性率は41.7%であった。【結論】FDG-PET/CTは卵巣癌再発の早期発見に有用である。腫瘍マーカー陰性であっても再発部位をFDG-PET/CTで診断できる。ただし、再発部位に関しては偽陰性が27.2 %であり、腫瘍マーカー高値を示している症例ではFDG-PET/CTで陽性部位の他に偽陰性部位がある可能性が高く、慎重な腹腔内観察が必要である。

キーワード

臓器別:卵巣

手法別:診断

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