演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

骨転移に対して動注療法が有効であった再発子宮体癌の一例

演題番号 : P58-6

[筆頭演者]
鈴木 孝浩:1 
[共同演者]
藤井 美穂:1、鈴木 美和:2、松浦 基樹:2、田中 綾一:1,2、斉藤 豪:2

1:カレスサッポロ時計台記念病院 女性センター、2:札幌医大産婦人科

 

【はじめに】子宮体癌1b期は予後良好だが、初回手術後4年経過し、寛骨に転移再発したが再発巣がCRとなった症例を経験したので報告する。【症例】56歳時子宮内膜癌の診断のもと、子宮全摘出術、両側付属器摘出術および骨盤リンパ節廓清術を施行し、病理結果は類内膜腺癌G2pT1bN0M0で、子宮体癌1b期と診断した。手術後追加療法はなく経過観察となったが、4年経過したのち、歩行時の右大腿骨頭に痛みを感じ、骨転移を認めた。PET検査、CA125、CA19-9などより、子宮体癌の再発と診断した。放射線療法として50Gy照射し、化学療法としてTC療法およびCPT-11/CDDP療法を合計6コース施行したが、腫瘍マーカーは改善せず画像上骨転移の存在が示唆され、治療抵抗性と診断した。CTにて転移巣に血流を認めたことより、動注療法を4コース施行したのち腫瘍マーカーは正常化し、画像上も転移巣が縮小したので、経過観察したが、その後継時的に骨転移巣は器質化した。現在治療終了後2年経過したが、再発所見はなく経過中である。【考察】一般的に骨転移に対し動注療法は選択肢ではないが、放射線療法後残存した場合、血管走行が認められれば、動注療法も一治療法として有効と考えられた。

キーワード

臓器別:子宮

手法別:局所療法

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