演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

子宮癌術後に尿道周囲に限局し再発した3症例

演題番号 : P58-5

[筆頭演者]
三輪 真唯子:1 
[共同演者]
山本 香澄:1、森本 明美:1、玉田 将:1、浮田 真沙世:1、若橋 宣:1、市田 耕太郎:1、須藤 保:1、長尾 昌ニ:1、山口 聡:1、藤原 潔:1

1:兵庫県立がんセ 婦人科

 

子宮癌術後に尿道周囲に限局した再発は稀ではあるが、排尿困難から尿閉となり患者のQOLを著しく低下させる。また、原発性尿道癌との鑑別も難しく、粘膜下病変の場合は生検での組織診断に難渋することもある。また、手術適応について定まった見解はないが腫瘍の摘出のためには尿路変更を余儀なくされることが多い。最近、子宮癌術後尿道周囲再発の3症例を経験したのでその経過を報告する。【症例1】49歳、子宮頸癌1b1期(pT1b1N0M0)、組織型:扁平上皮癌、2011年5月に広汎子宮全摘術+骨盤内リンパ節郭清術、術後放射線治療を行った。2012年2月に排尿時違和感ありMRIで尿道周囲腫瘍を指摘された。経腟的に2回生検を行ったが悪性所見を認めず、3回目の針生検でSCCの診断を得た。腫瘍の増大に伴い尿閉と癌性疼痛を認め、恥骨浸潤も確認された。症状改善目的に膀胱尿道膣前壁合併切除および尿路変更術を行った。【症例2】57歳、子宮体癌3c期(pT2bN1M0)、組織型:類内膜腺癌G2、2009年11月に準広汎子宮全摘術+骨盤内・傍大動脈リンパ節郭清術を実施し、術後TC療法6コース施行。2011年12月より排尿困難を自覚し、膣粘膜に露頭した腫瘍を認め生検にて再発と診断した。2012年3月に膀胱膣尿道膣全摘術および尿路変更術を行い術後TC療法3コース実施し経過観察中である。【症例3】59歳、子宮頸癌2b期(ypT2bN1M0)、組織型:腺癌NOS、2007年2月術前化学療法DC2コース施行もSD、広汎子宮全摘術+骨盤内リンパ節隔清術を実施し、術後CCRTを行った。2011年2月にPET-CTにて尿道周囲に集積を認めた。針生検では確定診断が得られず、経腟的に腫瘍の一部を摘出し再発の診断が確定した。手術は希望されず組織内照射を希望され他院にて治療中である。

キーワード

臓器別:子宮

手法別:QOL

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