演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

当科における進行期非扁平上皮肺がんに対するペメトレキセド維持療法の検討

演題番号 : P57-10

[筆頭演者]
桐林 孝治:1 
[共同演者]
草地 信也:1、西牟田 浩伸:1、萩原 令彦:1、石井 智貴:1、斉田 芳久:1、渡邉 学:1、岡本 康:1、中村 陽一:1、浅井 浩司:1、榎本 俊行:1、柴山 朋子:1、高橋 亜紗子:1、長尾 二郎:1

1:東邦大学医療センター大橋病院 外科

 

【はじめに】PARAMOUNT試験やAVAPERL試験、JACAL試験の結果から、初回プラチナダブレット施行後のペメトレキセド維持療法について、有用性が報告されている.それに伴い進行期非扁平上皮肺がんの治療戦略として、ペメトレキセド維持療法は重要なポジションにあると考えられている.【対象・方法】2010年9月より2013年5月までに施行したペメトレキセド維持療法症例9例を対象に、後ろ向き検討をした.【結果】男性8例女性1例で、平均64.4歳、全例組織型は腺癌であった.術後再発2例をのぞく7例は、StageIIIA:2例、IIIB:1例、IV:4例で、M因子は脳:2例、胸水:2例であった.初回プラチナダブレットはペメトレキセド+カルボプラチン:7例、パクリタキセル+カルボプラチン:2例、平均5.2クール施行した.ペメトレキセド維持療法は単剤:8例、ベバシズマブ併用:1例で、平均値7.6クール施行.無増悪生存期間は平均値8.6ヶ月で中央値7.0ヶ月、このうちPD症例:4例では、平均値5.0ヶ月で中央値5.5ヶ月であった.維持療法が中止になるような副作用は出現しなかった.【まとめ】PARAMOUNT試験の無増悪生存期間の中央値が4.1ヶ月であることを考えると、症例は少ないが、同等の効果が得られたと考えられた.今回当科で経験したペメトレキセド維持療法の使用経験を検討したので、若干の文献的考察を加え報告する.

キーワード

臓器別:肺・縦隔・胸膜

手法別:化学療法

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