演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

当院におけるBevacizumab長期維持投与症例の検討

演題番号 : P57-6

[筆頭演者]
西條 敦郎:1 
[共同演者]
柿内 聡司:1、手塚 敏史:1、後東 久嗣:1、山子 泰斗:1、大塚 憲司:1、埴淵 昌毅:1、西岡 安彦:1

1:徳島大学病院 呼吸器・膠原病内科

 

【背景・目的】Bevacizumab(Bev)は2009年11月、扁平上皮癌を除く非小細胞肺癌に対して適応が承認された。 初回化学療法へのBev併用療法の有効性が示されているが、維持療法としてのBevの有用性は証明されていない。今回、当院でBev併用化学療法が施行された非扁平非小細胞肺癌症例を調査し、維持投与療法の有効性と安全性を検討した。【方法】2009年11月~2012年12月の期間にBev併用療法を行った34症例(43レジメン)について後ろ向きに検討した。【結果】患者背景は平均年齢:63.8歳(30歳~81歳)、性別:男性17例,女性17例、組織型:腺癌31例、非小細胞肺癌3例であった。Bevを初回化学療法に併用した14症例では奏効率43%、病勢制御率100%であった。Bevを2次治療以降に併用した24症例では奏効率4%、病勢制御率92%であった。7症例で1年以上の長期維持投与がなされており、その全てで1年以上の無増悪生存期間が得られた。ただし長期投与例では有害事象として蛋白尿が見られ、有害事象のため継続投与が困難となった症例が存在した。【結語】当院でのBev投与症例では高い病勢制御率が得られた。一部の症例においてBevの長期維持投与療法の有用性が示唆された。

キーワード

臓器別:肺・縦隔・胸膜

手法別:分子標的治療

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