演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

リンパ節結核を伴った肺癌の1例

演題番号 : P56-10

[筆頭演者]
伊藤 哲思:1 
[共同演者]
川崎 徳仁:1、坂田 義詞:2、木下 雅雄:3、池田 徳彦:2

1:戸田中央総合病院 呼吸器外科、2:東京医科大学 呼吸器外科、3:木下クリニック

 

症例は、65歳男性。胸部レントゲン異常陰影にて近医で経過観察していたが、徐々に増大してきたため当院紹介された。CT上右肺S2直径10mm大の結節を認め、画像上は悪性を疑ったが気管支鏡では確定診断に至らなかった。PET/CTで局所に強い集積を認めた以外に#4Rリンパ節にも大きく強い集積を認めた。cN2と判断されたが、その他全身に転移を疑わせる所見なく、確定診断もついていないことから手術を施行した。術中迅速診断で、主病巣は扁平上皮癌、#4Rリンパ節は乾酪壊死を認め、転移は認められなかった。リンパ節結核がsingle nodeだけに見られることは稀であり、特に肺癌を伴っている場合には転移との鑑別は重要である。cN2と思われても確定診断のついていない場合、手術も含め積極的に診断していくことが重要であると考えられた。

キーワード

臓器別:肺・縦隔・胸膜

手法別:診断

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