演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

5年以上無再発生存中のIPMN由来浸潤癌の1例

演題番号 : P54-6

[筆頭演者]
西原 実:1 
[共同演者]
田嶋 公紀:1、上原 拓明:1、国吉 史雄:1、阿嘉 裕之:1、澤岻 安勝:1、村山 茂美:1、宮平 工:1、花城 直次:1、奥島 憲彦:1、喜友名 正也:2

1:社会医療法人かりゆし会ハートライフ病院 外科、2:中部徳洲会病院 病理

 

 今回我々は、5年以上無再発生存中のIPMN由来浸潤癌の1例を経験したので報告する。 症例は、70歳代、男性。下痢と体重減少を主訴に近医を受診。下部消化管内視鏡検査等の検査を施行したが、明らかな異常所見は見られなかった。しかし、その後も症状が改善しないため、当院を受診。採血結果で腫瘍マーカーの上昇を認め、腹部エコー、CTにて膵頭部に腫瘍を認めた。このため、精査目的に当院内科入院となった。入院後のERCPにて膵頭部主膵管の拡張、主膵管内の陰影欠損を認め、膵液細胞診にて腺癌の診断であった。手術目的に外科転科、全麻下に膵頭十二指腸切除術(胃膵吻合)を施行した。術後、胃空腸吻合部の狭窄を呈したため、透視下バルーン拡張術を数回施行せざるを得ず、入院期間は延長したが、無事退院となった。 退院後は、他院にて経過を観察中であり、1回/年当院を受診している。現在、腫瘍マーカーの上昇を認めるものの、エコー、CT等では、明らかな再発は認められず、特に化学療法等は行っていない。5年以上無再発生存中である。

キーワード

臓器別:膵臓

手法別:その他

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