演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

両葉多発Fibrolamellar Hepatocellular Carcinomaの長期生存の1例

演題番号 : P53-3

[筆頭演者]
橋口 真征:1 
[共同演者]
上野 真一:1,2、迫田 雅彦:1、飯野 聡:1、南 幸次:1、安藤 慶:1、又木 雄弘:1、前村 公成:1、新地 洋之:1、夏越 祥次:1

1:鹿児島大  消化器・乳腺甲状腺外科学、2:鹿児島大 臨床腫瘍学

 

症例は16歳の女性で,肝両葉多発腫瘍(最大径10cm)を指摘された.画像検査でFibrolamellar Hepatocellular Carcinoma(以下,FLCと略記)と診断した.肝両葉に10個以上の結節と,肝門部リンパ節転移が疑われたことから,肝動脈化学塞栓療法を2回先行した. しかし腫瘍が残存していると診断し,手術療法の方針とした.門脈枝塞栓術後に右3区域切除+外側区域腫瘍ラジオ波焼灼術+肝十二指腸間膜内リンパ節郭清を施行した.最終病理診断もFLCで,腫大リンパ節は炎症性であった.術後2年3か月目に肝臓再発に対し肝部分切除術,術後3年8か月目に肺再発に対し肺右上葉切除術を施行した.現時点では新たな再発は認めず,積極的な手術療法により初回術後5年3か月の長期生存が得られている.FLCの治療法を中心に文献的考察を加え報告する.

キーワード

臓器別:肝臓

手法別:手術療法

前へ戻る