演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

進行切除不能大腸がん(再発例を除く)治療の検討

演題番号 : P51-20

[筆頭演者]
丸木 雄太:1 
[共同演者]
河越 哲郎:1、名児耶 浩幸:1、小杉 友紀:1、植木 信江:1、小林 剛:1、小泉 岐博:2、辰口 篤志:1、二神 生爾:1、菅 隼人:2、藤森 俊二:1、坂本 長逸:1

1:日本医科大学 消化器内科学、2:日本医科大学 消化器外科学

 

背景:今回我々は再発例を除く進行切除不能大腸癌の治療成績を検討した.方法:2008年12月から2012年6月までに当科で治療を行った進行切除不能大腸癌患者50名を対象としその背景と治療成績に関して後ろ向きに検討を行い治療戦略について考察した.成績:年齢中央値64歳,男性64%,PS0(48%):1(32%):2(16%):3(4%):4(0%),原発部:直腸(44%):結腸(56%),病理組織:分化型(66%):未分化型(30%):不明(4%),KRASは28名に測定し野性型(71%):変異型(29%),ESMO group: G1(12%):G2(70%):G3(18%)であった.レジメは1stの90%がL-OHPベース,58%に抗VEGF抗体,10%に抗EGFR抗体が使用されていた.2ndは56%がCPT-11ベース,23%がL-OHPベース,46%に抗VEGF抗体,22%に抗EGFR抗体が使用されていた.1stから2ndへの治療移行率は52%であり1stの治療効果はCR(0%):PR(64%):SD(18%):PD(8%):NE(10%),2ndはCR(0%):PR(4.5%):SD(31.8%):PD(22.7%):NE(40.9%)であった.1stからの生存期間(OS)は20.3M,2ndからは7.3Mであった.有害事象はG3以上が1st(86%),2nd(82%),2つ以上のG3以上を経験した者が1st(20%),2nd(40%)であった.結論:再発例を除く進行切除不能例においては2nd治療の効果と忍容性は不良であり1st治療の工夫が肝要である.

キーワード

臓器別:大腸・小腸

手法別:化学療法

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