演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

大腸癌Stage IIIに対する術後補助化学療法 UFT/LV v.s. Capecitabine

演題番号 : P51-19

[筆頭演者]
丸山 常彦:1 
[共同演者]
安田 幸嗣:1、酒向 晃弘:1、永井 健:1、柳谷 昌弘:1、山本 雅樹:1、大和田 洋平:1、徳永 蔵人:1、高橋 遍:1、青木 茂男:1、三島 英行:1、上田 和光:1、奥村 稔:1

1:(株)日立製作所 日立総合病 外科

 

(目的)大腸癌治療ガイドラインにおいてStage IIIに対する術後補助化学療法は推奨されており、様々な治験も進行中である。実臨床におけるUFT/LV およびCapecitabineの術後補助化学療法の成績を検討した。(対象と方法)2007年1月から2009年 12月まで当院で施行した大腸癌手術は447件であった。Rbを除くStage III症例は94例で、このうちUFT/LV またはCapecitabineで術後補助化学療法を施行した症例を対象として、背景因子、有害事象、無再発生存期間、全生存期間を後ろ向きに比較検討した。使用薬剤の選択は外来担当医師に一任していた。(成績) UFT/LV群は39例(IIIa:25、IIIb:14)、Capecitabine群は29例(IIIa:18、IIIb:11)で、性別・年齢・Stageに有意差を認めなかった。有害事象はUFT/LV群は消化器症状、肝障害が主で、Capecitabine群は手足症候群が高率に見られた。無再発生存期間(DFS)に有意差は見られず、3年DFSでUFT/LV群:69.2%、Capecitabine群:64.7%であった。全生存期間(OS)にも有意差は認めず、3年OSでUFT/LV群:89.7%、Capecitabine群:92.7%であった。(結語)Stage III大腸癌に対するUFT/LV とCapecitabineの術後補助化学療法で治療成績に差は認めなかった。有害事象を考慮した薬剤選択で十分と考えられた。

キーワード

臓器別:大腸・小腸

手法別:化学療法

前へ戻る