演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

全身化学療法不応の大腸癌症例へのオキサリプラチン肝動注療法の第I/II相試験(第2報)

演題番号 : P51-18

[筆頭演者]
佐藤 洋造:1 
[共同演者]
宇良 敬:2、西尾福 秀之:3、加藤 弥菜:1、山浦 秀和:1、高張 大亮:2、設楽 紘平:2、田中 利洋:3、室 圭:2、稲葉 吉隆:1

1:愛知県がんセ中央病 放射線診断・IVR部、2:愛知県がんセ中央病 薬物療法部、3:奈良県立医科大 放射線科

 

【目的】第I相部分:L-OHP肝動注療法と5FU/l-LV療法(全身化学療法)の併用療法の最大耐用量(MTD)、用量制限毒性(DLT)を明らかにし、推奨用量(RD)を決定する。第II相部分:RDでの有用性と安全性を評価する。主要評価項目は6カ月生存割合、副次的評価項目は全生存期間、奏効割合、有害事象である。【対象と方法】肝転移が予後規定因子と判断され、標準的化学療法に対し無効または有害事象により中止となった切除不能大腸癌症例。L-OHP肝動注療法と5FU/l-LV療法による全身化学療法の併用を2週間毎に投与する。Level 1:L-OHP(50mg/m2/ia/2h), Level 2:L-OHP(100mg/m2/ia/2h)に全身化学療法として5FU/l-LV療法:l-LV(200mg/m2/iv/2h), 5FU(200mg/m2/iv), 5FU(2400mg/m2/civ/46h)を併用する。【結果】第I相で6例が登録され、RDはLevel 2:L-OHP (100mg/m2) 肝動注療法+5FU/l-LV全身療法と決定した。第II相で7例が登録され、総計Level 1での治療が3例、Level 2が10例である。治療コース数(中央値)4コースで、6ヶ月生存割合41.6%、全生存期間(中央値)4.4ヶ月であった。病変全体の奏効割合8%・病勢制御率30.8%で、肝病変のみの奏効割合15.4%・病勢制御率61.5%であった。

キーワード

臓器別:大腸・小腸

手法別:化学療法

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