演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

当院におけるステージ3結腸癌術後補助化学療法の検討

演題番号 : P51-17

[筆頭演者]
内間 恭武:1 
[共同演者]
西居 孝文:1、井関 康仁:1、石井 真梨子:1、平松 宗一郎:1、行岡 慶介:1、岩内 武彦:1、森本 純也:1、小坂 錦司:1、鄭 聖華:1、竹内 一浩:1

1:社会医療法人生長会 府中病院 外科

 

【緒言】大腸癌術後補助化学療法としてNO16968、XELOXA試験によりXELOX療法が、X-ACT試験でcapecitabineが、JFMC33-0502試験でUFT/LV療法が推奨され、本邦の結腸癌術後補助化学療法は混沌としている。今回我々は一般市中病院におけるステージ3結腸癌に対して施行している術後補助化学療法の短期成績について報告する。【症例】2009年1月から2013年3月までに根治手術後、補助化学療法を行ったステージ3結腸癌46例を対象とした。男性23例・女性23例、平均年齢68.1歳、大腸癌占拠部位(盲腸5例、上行結腸9例、横行結腸6例、下行結腸6例、S状結腸14例、直腸RS癌6例)、病理組織検査tub1 10例・tub2 36例、ステージ3a 30例・3b 16例、手術(腹腔鏡下手術40例、開腹手術6例)であった。【方法】(Oxaliplatin非併用群)34例(capecitabine療法17例、UFT/LV療法13例、UFT療法3例、S-1療法1例)6ヶ月間治療。(Oxaliplatin併用群)12例(XELOX療法12例FOLFOX療法1例)6ヶ月治療とした。【結果】2013年4月30日の時点で、3年DFSはcapecitabin療法63%、UFT/LV療法79.5%、Oxaliplatin併用療法70.1%であった。Grade3以上の有害事象は、capecitabine療法HFS1例、UFT/LV療法食欲不振2例、Oxaliplatin併用療法は疲労2例であった。6ヶ月完遂率はcapecitabine療法82.3%、UFT/LV療法76.9%、Oxaliplatin併用療法3か月75%(中止希望などで6ヶ月完遂は16.6%)であった。学会発表時は、9月30日の時点でのPFS、OS、有害事象、再発様式、再発後治療などを再検討し報告する。【結語】Oxaliplatin併用療法は強力な術後補助化学療法であるが、末梢神経障害などの副作用により完遂率が低かった。症例が少なく短期成績であるがUFT/LV療法も再発予防に有効な治療法であり、今後臨床試験や臨床データを参考にて個々に応じた治療法を選択する必要があると思われた。

キーワード

臓器別:大腸・小腸

手法別:化学療法

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