演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

進行再発乳癌に対するBevacizumab+Paclitaxelの治療成績

演題番号 : P5-7

[筆頭演者]
立花 和之進:1 
[共同演者]
大竹 徹:1、安田 満彦:2、渡邊 久美子:1、吉田 清香:1、阿部 宣子:1、芦澤 舞:1、鈴志野 聖子:1、村上 祐子:1、竹之下 誠一:1

1:福島県立医科大学 器官制御外科学講座、2:獨協医科大学 第一外科

 

Bevacizumab+Paclitaxel併用療法は、再発乳癌の1次または2次治療として使用され、原則パクリタキセルとの併用療法が認められている。臨床試験ではHER2陰性乳癌を対象としており、内分泌療法耐性の再発乳癌や、トリプルネガティブにおける治療効果が期待されている。今回我々は、当科で行った進行再発乳癌に対するBevacizumab+Paclitaxelの治療成績を検討したので報告する。【対象】術後再発乳癌10例、転移性乳癌2例で、年齢は44歳から58歳で中央値54歳であった。観察期間中央値は20週、再発症例の10例のdesease free interval中央値は21.9ヶ月であった。原発巣のサブタイプは、Luminal/HER2陰性8例、トリプルネガティブ3例、HER2 enriched 1例であった。Bevacizumab+Paclitaxelの治療段階は1次治療が2例、2次治療が1例、3次治療以降の症例が9例であった。評価病変は肺が1例、胸膜が3例、肝が9例、骨が7例、軟部組織が4例、脳が2例、原発巣が1例(重複あり)であった。投与期間は2週から51週で、脳転移に対しては放射線療法を併用した。【結果】観察期間が6週未満の2例については効果判定に至らなかった。効果判定を行った10例の検討(観察期間中央値20週)では、最良効果判定はCRが1例、PRが4例、SDが3例、PDが2例、奏功率は50%であった。全脳照射後の投与症例では、放射線壊死による脳浮腫の著明な改善効果を認めた。有害事象として1例にgrade3の心不全を認め、21週で投与を中止した。その他の有害事象はgrade2以下であった。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:化学療法

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