演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

当院における再発乳癌に対するBevacizumabの使用経験

演題番号 : P5-2

[筆頭演者]
渡辺 久美子:1,2 
[共同演者]
渡辺 隆紀:2

1:福島県立医大、2:仙台医療センター

 

[はじめに]進行再発乳癌に対しパクリタキセル(PTX)と併用しBEVを投与した3症例について報告する。[症例1] 62歳女性。stageIV乳癌(骨転移)、化学療法後Bt+Ax施行。ER(+)、PgR(+)、HER2(-)。術後ホルモン療法、化学療法するも肝転移、リンパ節転移あり第7次化学療法として2012.6よりBEV+PTX開始。肝転移縮小、腫瘍マーカーの改善を認めたが投与後6ヶ月で増悪し薬剤を変更した。[症例2]51歳女性。2000.11Bt+Ax施行 ER(-)、PgR(-)、HER2(-)。術後骨転移あり化学療法開始。第10次化学療法として2012.9よりBEV+PTX開始。[症例3]43歳女性。2010.6Bt+Ax施行。 ER(-)、PgR(-)、HER2(-)。術後補助療法としてFEC100,PTX施行。1年後再発。再発後第4次治療として2012.7よりBEV+PTX開始。現在増悪経口なし。[まとめ]末梢神経障害などの有害事象の多くはPTXに関連するものと考えられた。しびれなどの症状が強い場合PTXを休薬しBEVのみ継続することで再びPTXを再開することができた。BEV関連として高血圧、鼻出血を認めた。消化管穿孔などの有害事象は認めていない。以上の投与経験をふまえ再発乳癌に対するBEVの使用に関して若干の文献的考察を加えて報告する。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:分子標的治療

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