演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

臨床診断Stage4胃癌に対する化学療法後の胃切除症例の検討

演題番号 : P47-9

[筆頭演者]
市川 大輔:1 
[共同演者]
小松 周平:1、窪田 健:1、岡本 和真:1、小西 博貴:1、塩崎 敦:1、藤原 斉:1、村山 康利:1、栗生 宜明:1、中西 正芳:1、阪倉 長平:1、大辻 英吾:1

1:京都府立医科大学 消化器外科

 

【背景】Stage4胃癌が依然後を絶たない。近年、これら高度進行胃癌に対して化学療法を中心とした治療が主流となってきた。今回、当教室で治療を行ったStage4胃癌のうち、抗癌剤治療後に胃切除を行った症例の解析を行い、治療成績について検討した。【方法】胃切除を施行した術前診断Stage4胃癌63例のち、化学療法先行患者28例を今回の検索対象として、治療成績について検討した。予後予測因子についても検討した。【結果】Stage4因子は、腹膜播種が最も多く(14例)、リンパ節、血行性転移の順であった。術前化療として殆どの症例で5FU系+αの多剤併用が行われ、併用薬としてはCDDP、Taxanの順であった。治療成績は、術死を認めず、MSTは14.4Mであり、胃切除先行例(MST11.6M)に比較して良好であった。臨床因子と予後との解析では、RECIST分類や腫瘍マーカー推移等を含む様々な因子と予後との関連は認めなかった。【結語】臨床診断Stage4症例に対する手術先行治療は、切迫症状が無い限り避けるべきであるが、胃切除の効果については更なる検討が必要である。これら症例中には長期生存例も認めるが、今回の検討では有用な予後予測因子は確認できなかった。

キーワード

臓器別:胃・十二指腸

手法別:集学的治療

前へ戻る