演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

愛媛県内がん診療連携拠点病院における食道癌放射線療法に関する調査

演題番号 : P43-8

[筆頭演者]
濱本 泰:1 
[共同演者]
片岡 正明:2、越智 誉司:3、松木 弘量:4、浦島 雄介:5、福井 聡:6、上津 孝太郎:3、真鍋 俊治:1、望月 輝一:3

1:済生会今治 放、2:四国がんセンター 放、3:愛媛大 放、4:愛媛県立中央 放、5:松山日赤 放、6:市立宇和島 放

 

【目的】切除不能胸部食道癌に対する同時化学放射線療法が普及したが,その照射野に関しては十分なコンセンサスが得られていない.また,近年oligo-recurrenceの概念が提唱されるようになったが,術後の限局性縦隔リンパ節再発に対する標準的治療法は確立されていない.今回,愛媛県内のがん診療連携拠点病院でこれらに関してどのような治療が行われているか調査した.【対象と方法】愛媛県内のがん診療連携拠点病院6施設に,胸部食道癌の治療に関してアンケート調査を行った.【結果】同時化学放射線療法の原則的な照射野は,3施設が「肉眼的病変+安全域のみ」,3施設が「予防照射も行う」(胸部上部~下部食道傍 1施設,鎖骨上窩~噴門周囲 2施設)と回答した.また,術後の限局性縦隔リンパ節再発への治療に関しては,5施設が化学放射線療法,1施設が放射線単独療法と回答し,その際の照射野は,「肉眼的病変のみ」が2施設,「肉眼的病変+隣接リンパ領域」が2施設,「鎖骨上窩~縦隔へのT字照射」が2施設であった.【結論】胸部食道癌の同時化学療法における照射野,術後限局性縦隔リンパ節再発の治療法は,同一県内のがん診療連携拠点病院においても統一されていなかった.今後,これらの点に関して標準治療を確立に向けてエビデンスを出すような研究が望まれる.

キーワード

臓器別:食道

手法別:放射線治療

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