演題抄録

一般演題(示説)

開催概要
開催回
第51回・2013年・京都
 

地域に根差した癌診療対策

演題番号 : P4-10

[筆頭演者]
緒方 秀昭:1 
[共同演者]
齋藤 芙美:1、金澤 真作:1、久保田 伊哉:1、尾作 忠知:1、片岡 明美:1、山下 晃徳:1、管 重尚:1、金子 弘真:1

1:東邦大医 外科学講座・乳腺内分泌外科

 

当施設は2012年に東京都区南部(品川・大田区)地域がん診療連携拠点病院のひとつに指定された。当科ではがん対策推進計画に基づき①地域住民への啓蒙活動②地域連携体制の強化③癌集学治療の推進を基本方針に診療体制の充実を図っているが地域がん診療連携拠点病院は地域の実情に合わせたがん対策が求められている。①地域住民への啓蒙活動について。大田区および隣接する川崎市においては乳がん検診率が20%に満たないため、職域検診の充実が重要であるが、同地区の中小企業率は90%を超え、職域検診が十分にいきわたっていない。そのため地域住民への啓蒙活動として、通常の市民公開講座の開催の他に個別企業訪問による従業員と雇用者の啓蒙活動を行っている。現在まで9施設において施行し、対象者の検診受診率の向上をみている②地域連携体制の強化としてオープンクリニック制度を導入し、大田区内で開業している乳腺専門医の当施設内での診療を可能とした。これにより院内診療の実状をより広く開示して、診療体制の改善点の明確化を心掛けている。また逆紹介率が上昇するなど、院内診療スタッフの労働負担軽減にも有用である。我々の対策について報告する。

キーワード

臓器別:乳腺

手法別:地域連携

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